明日3月31日は、2回目のプレフラ(プレミアムフライデー)がやってくる。まだすべての企業に導入されているわけではないが、日本の企業も、ゆとりを持って仕事をする海外企業のようになれたなら素晴らしいじゃないか!
ちなみにプレフラとは、プレミアムフライデーの略である。おそらくはこれから定着していくはず。2017年の流行語大賞になるかも。ほら、プレミアムモルツも『プレモル』だしね。
ゆとりある生き方のススメ
ところで「さとり代表」の僕の場合は、好きなことで仕事をしているため、毎日がプレフラのようなものだ。むしろ、日月火水木金土ではなく『日日日日日日土』のような生活をしているので、ゆとりある暮らしのエキスパートと言ってもいい。
そこで、今回は「プレフラの第2回」を記念し、ゆとりある社会での生き方を提案してみる。
自由な時間が半分もない社会
24時間のうち「寝ている時間・食事・お風呂等に使う約10時間」を除けば、1日に使える1人あたりの時間は『14時間』くらいである。
これを1週間当たりでみれば『14時間×7日=98時間』の時間があるとも言える。だが、この『98時間』のうち、あなたが「自分や家族のために使える『自由』な時間」というのはどれくらいあるだろう? 一般的な会社員なら、そのうちの『半分もない』のが当たり前だ。
お昼の休憩や残業を入れれば、平日の5日間は『会社に10時間くらいいる』人がほとんどであり、つまり『10時間×5日=50時間』を職場に費やしている計算なのだ。これが、今の日本の社会なのである。
プレフラ大賛成!
月に1回だけであっても、プレフラが実施されることにより、月末の週には『2~3時間』の自由な時間が新たに生まれることになる。
これだけを聞くと大した影響はないように思うかもしれないが、多くの人が『半分以上の時間を職場に費やしている状況』から脱却することができ、『自由な時間の比率の方が大きい』と感じることができれば、社会の雰囲気は結構変わるのではないだろうか? と僕は思う。
時間と気持ちにゆとりが生まれるとポジティブに物事を考えられるようになり、仕事の効率も上がるはずだ。そしてもちろん、ずっとやりたかったけど時間がなくてできなかったことにもチャレンジできる余裕が生まれてくる。プレフラの実施、僕は大賛成ですよ。
むしろ反対してる人って何なの?
同時に「副業」も解禁すべき
これは僕のような立場だから言えるのかも知れないけど、プレフラで自由な時間が増えても、ただ単に「余暇に当てるだけ」っていうのは少しだけ勿体無い。
もちろん、リラックスできる時間が増えたり、家族や大切な人と過ごせる時間が増えたりするのは良いことだけど、新しいスキルを習得したり、新しいビジネスを始めたりっていうことも自由にできるべきだと思うんだよね。実際、今の時代はそういうことが簡単にできる。
会社に拘束される時間が長かったせいで『自分磨き』に掛ける時間が取れなかった人たちも、自由な時間が増えれば、こういうことを考えるようになるのが自然なんだから。色んなことにチャレンジできるように、副業禁止の制度も解禁すべきだと思う。
まあ、同じ考えの人は当然いるよね。孫正義氏の息子である「孫泰蔵氏」あたり、引っ張ってくれないかな? 以下のブログでも書かれてました。
会社に属してても未来永劫ずっと安泰なんて時代はない。でも、経済成長期やバブルの名残で未だに「副業はダメ。会社の言うことを聞けば大丈夫」という。終身雇用は崩壊してるのに、会社側のスタンスは当時のまま。
これはとても危険だと思う。いつ会社が無くなったり解雇されるかわからないのに、一箇所だけで仕事をしてたら、スキルが育たない。
考え方を変えられるかどうか
プレフラ(プレミアムフライデー)についての賛成反対の意見は、世論は真っ二つに分かれてしまっている。中には、ここぞとばかりに「忙しい月末に3時上がりなんて不可能だ」と言う人がいるのである。習慣を何よりも重んじて、古い考え方を変えられない人たちだ。
しかし、僕は賛成だ。ゆとりある社会は人々はよりポジティブし、自由な時間が大半を占めるようになれば、創造的なアイデアも出てきやすくなるはずだ。
さて、今度の「プレフラ」にあなたは何をするだろうか? 僕は「プレモル」で好きな人たちに囲まれて楽しく乾杯をしたいな。それでは皆さんも、良い週末を!