だから僕たちは「持たない暮らし」より「持たない生き方」に憧れる

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持たない暮らしより持たない生き方

今日は再び「ミニマリスト」の話をしたいと思う。以前、こんな話をした。

究極のミニマリストたちをみつけた!有名ブログよりも参考にしたい!
究極のミニマリストって何だろう? 今の現代人が「生きる意味」をとことん突き詰め直し、かつて悟りを開いたお釈迦様のような境地に辿り着けるとしたら、それこそホンモノの幸せを手に入れた『究極のミニマリスト』ではないだろうか?

僕たちが「持たない暮らし」に憧れるのは、どうしてだろう? 要らないモノを捨て、自分のやりたいことだけを思いっきり楽しみたいからではないだろうか? もしくは、いま目の前にあるモノを捨て、本当に欲しいモノを手に入れたいからではないだろうか?

僕たち夫婦は、結婚してから2年間「なるべくモノを持たない」ように暮らしてきた。今年に入ってからはこのブログを始めたこともあり、その意識はさらに高くなった。要らないモノを買ってしまうことはほぼなく、お金も時間も本質的なことに使えるようになった。

でも、暮らしの理想と現実にはまだギャップがある。あれ、どこに向かっているんだっけ?

1つ忘れてはいけないことがあった。僕たちは、持たない暮らしを目指しているんじゃない。実際に憧れていることは、周りの「モノ」や「環境」や「人」に束縛されることなく、広がる可能性を自由に選んで生きていける『制約を持たない生き方』なんだ。

持たない暮らしの先にあるもの

持たない暮らしの良いところは、たくさんある。スッキリした部屋で気持ちよく過ごせることや、掃除に掛かる時間を減らせること、モノを管理するストレスが減らせることや、前向きになれること、さらには仕事の効率が上がることなど、確かにこれだけでも十分に意味がある。

以下の方なんて、思いつくだけで19のメリットがあると仰っているくらいだ。

こんにちは。シンプルライフ&ミニマリストを目指し断捨離を続けているアラフォー主婦、セリです。前回は、私が持たない暮らしに目覚める前の話と目覚めたきっかけについて書きました。シンプルライフ&ミニマリストを理想とする私にとっては持たない暮らしは本当

ただ、僕たちは、別に「シンプルなインテリアに囲まれて暮らすこと」に憧れているわけではないし、ましてや「ロボットのように無駄なく生きること」に憧れているわけでもない。

断捨離をしたり持たない暮らしを目指したりするのは、その先にある何らかの自己実現欲求を満たすための「ワンステップ」に過ぎない。だから、特に何も理由なく「持たない暮らし」を目指すのではなく、そのあと「自分がどうなりたいのか」までしっかり明確にしておきたい。

1.できた余裕の使い道はどうするか?

以前、プレフラの導入でできた「ゆとり」の使い道についてもブログで書いたことがある。

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空きスペースができたり、使える時間が増えたり、お小遣いが浮いたりと、持たない暮らしを実現すれば「色々なこと」に余裕が生まれる。あとは、これらの「できた余裕」をどうやって使うかが問題だ。せっかく余裕ができたのだから、できるだけ有意義に使いたい。

例えば、空きスペースが「1部屋まるごと」できるとしたら? 使えるお小遣いに「1万円」余裕ができるとしたら? 使い道をどうするか、その答えは1つじゃない。

部屋が広くなり、使える時間やお金の余裕ができたので、友達を招待してホームパーティーを開くのか? あるいは、本当に欲しかったモノを買って部屋の見た目をアップグレードさせるか? はたまた、2LDKから1LDKに引っ越してしまうか? など、最後は人それぞれ。

持たない暮らしでできた「余裕」の使い道を、もう1度、明確にしてみよう。

2.自分のやりたいことはできてるか?

余裕の使い道が明確にできないなら、自分のやりたいことを思い出してみよう。

もしもう既に「持たない暮らし」が実現できていれば、忙しくて時間がないとか出費が多くて大変などという『いいわけ』はもはや使えない。だから、やりたいことをできるはずだ。

例えば、僕の妻は、ずっと日本一周の国内旅行をしたがっていたので、結婚1年目には一緒にそれを実現した。僕は僕で、旅行中に「自分のブログ」を持ちたいと思うようになり、いま、こうしてブログをやっている。少しずつだけど、やりたいことができるようになってきた。

これからは、海外旅行のために英語を習いたいし、僕は写真を取るためにカメラも習いたい。

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最近では、ブログ仲間の人を増やしたいと思っているので、Google+やブログサークルなどでたくさんの人と交流できるよう、お互いに応援をしたりコメントをしたりもしている。

自分のやりたいことは何か? 本当に欲しいものは何か? そして、それは叶えられているか? 要らないモノを持たない代わりに「何」を手に入れるかは、これからも考え続けていく必要がある。逆に言えば、僕は「シンプルな暮らし」だけでは満足していないことになる。

3.他に束縛されているものはないか?

それなりに持たない暮らしを実現して「やりたいこと」をやる努力もできているはずなのに、まだ余裕が足りないと感じる。思い描いていたほど、生活は豊かになっていない。おそらく、そんな段階の「持たない暮らし」は、まだ「別の何か」に束縛されている。

モノ以外にも、生活を束縛している「何か」がある。それが何なのかも明確にしておきたい。

パッと考えられるのは、周りの「環境」や「人」だ。環境という意味では、住んでいる家や、働いている会社が1番の要因になる。人なら「両親」や「子ども」による束縛が大きい。

これらを完全に持たない暮らしは、現実的にあり得ない。ただ、何とかして束縛される理由や束縛される時間を減らすことはできる。工夫次第では、さらなる「余裕」を生み出し、自分のやりたいことをもっとできるようになる。

もし「何か」要らない「環境」や「人」の束縛があれば、それも減らせるようにしてみよう。そうすることで気持ちに余裕ができ、新しい友達を増やすことにつながる可能性もある。

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すべてから解放されて自由になるには?

僕は、持たない暮らしの「その先」には、モノや環境や人に制約されない「自由な生き方」があると思っている。それこそが、僕の憧れているミニマリストの理想の姿だ。

モノだけではなく、環境や人などあらゆるものから解放されるにはどうすれば良いだろう?

1.目の前の制約を捨て去る

僕たちの目の前には、知らず知らず受け入れてしまっている制約がある。

常識、習慣、暗黙のルール、惰性、固定観念などがそうだ。今までもそうしてきたからとか、周りがそうしているからとか、過去に例がないからとか、そういった制約を捨て去ってしまう勇気がときには必要になる。僕も結婚前に仕事を辞めたときは、色々と言われたものだ(笑)

不要なモノを持たないのと同様に、不要な制約も持たないようにするのが理想。

2.自分から制約を増やさない

世の中には、ただでさえ制約が多いのに、自分でさらに制約をつくってしまうことがある。

プライド、こだわり、自分ルール、見栄、思い込みなどがそうだ。ミニマリストと言いつつ、持ち物に対するこだわりなどを増やしすぎて自分で自分の首を絞めている人はよく見掛ける。それと、自分には才能がないと決めつけてしまっている人もいる。とても勿体無い。

あまり意味のない「自分ルール」を持つことは、思い切ってやめてしまおう。

3.周りにも自分を制約させない

制約を気にせず自由に生きたいなら、自分を制約する「何か」の影響は少ない方が良い。

両親、配偶者、子供、恋人、ペット、会社、家、住宅ローン、友達付き合い、近所付き合い、職場付き合い、通勤時間、労働組合、PTA、季節イベントなど、周りから受ける影響を少なくできれば、それだけ『自由』が増えることになる。

もし自分が「何か」に強く制約されていると感じたなら、解決策がないか考えてみよう。僕がいま読んでいる 本田直之さん の以下の本にも、やはり同じことが書かれている。

今回の記事のまとめ

僕は、本当に憧れているのは「持たない暮らし」ではなくて「持たない生き方」ということを忘れかけていた。もしかすると、こういう人は僕だけじゃないかもしれない。

でも、もう1度、思い出してみよう。目の前の日常や自分の置かれている環境を変えるには、まず「何かを捨てる」必要がある。だからこそ、僕たちは「持たない暮らし」を目指していたのではなかっただろうか? そう、新しい何かを始める準備をするために。

持たない暮らしは目標ではない

持たない暮らしは「手段」であって「目標」ではない。でも、持たない暮らしを実現すれば、自己実現欲求を満たすための「次のワンステップ」が踏み出しやすくなるのだ。

僕が憧れるミニマリストの人たちは、こういう状況を「常にキープ」しているように見える。次々と新しい何かにチャレンジしているように見える。僕が憧れているのも、そういう生き方なのだ。持たない暮らしより、持たない生き方をしている人の方がカッコイイ理由はそれだ。

具体的に何をしていけば良いか?

まずは「持たない暮らし」の先にある『本当に自分が欲しいもの』が何なのか、そこを明確にしていけば良いと思う。ただシンプルに「思い出すだけ」で良い人もいるだろう。

もし現時点で「持たない暮らし」ができている人は、その状態をキープしつつ、自分が本当にやりたいことにチャレンジしていって欲しい。そういう『制約を持たない生き方』をしているミニマリストが世の中にもっと増えれば、これはきっと面白くなる。

もちろん僕も「さとり世代の代表」として、そう生きられるよう頑張っていきたいと思う。

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